わき毛の自己処理方法でトラブル?やっちゃいけないこととは?
腕を上げるのにも気をつかうから、ワキって季節を問わず気になりますよね。
更衣室で着替えるときだとか、上着を脱いでシャツに一枚だと
映っているような…におうような…
だから手っ取り早く、自己処理しちゃおうって
一度や二度おもったことがあるはずです。
でもですよ、肌トラブルになったこと、ありませんか?
管理人は赤くなったり、血が出たり、にきびになったりしました。
そんな経験を踏まえて、解説しますね。
手っ取り早く毛抜きで抜いちゃう人、いませんか?
わき毛を毛抜きで処理するというのは一番避けたい方法です!
その理由は毛抜きでの処理を続けると起こる可能性がある7つのリスクがあるからです。
1.埋没毛を生む
2.しこりを生む
3.臭いやワキガの原因になる
4.出血、炎症を起こす
5.処理前より濃くなる
6.黒ずみになる
7.毛穴が広がる
どれにもなりたくないですよね?
リスクを予防したい人は、毛抜きで抜くという自己処理をせず、
脱毛クリニックやサロンで施術してもらっています。
毛抜きで抜く処理を続けると、先ほど挙げた7つのトラブルを引き起こします。
現に管理人がトラブってます。
汗もかくところなので、しみて痛いし治りが悪いんですよね。
白にきびのようになって、これも自己処理でつぶしたことがあります。
さらに痛くて泣きました。
もし、毛抜きでムダ毛は処理できたとしても、こんなトラブルのあるワキにはなりたくないですよね。
いや、なってほしくないです。
次に7つのリスクについて詳しくご説明しますね。
1.埋没毛になってしまう
埋没毛、またはうもれ毛とは、皮膚の下で毛が成長してしまうことです。
外見上は、ワキに黒いボツボツがあるように見えて、皮膚の下にあるので処理がむずかしいです。
毛抜きでわき毛を抜くことによって、毛穴にダメージを与え、炎症が起き、
それが原因で毛穴がふさがり、埋没毛になってしまいます。
さらに、埋没毛を処理しようとして、ほじり出そうとする人がいますが、(私ですね…)
皮膚が傷つき、埋没毛を悪化させるだけです。
埋没毛の解決方法は、自然に生えてくるまで、気長に待つことです。
それしかありません。
毛抜きで抜くことは、手軽にムダ毛処理ができますが、いったん埋没毛ができると、
汚いワキになり、それが持続します。
それでもまだ、毛抜きで処理しますか?
2.しこりを生む
ワキを触ったら、なにかしこりがあるみたい!えっ?!病気?
もう、パニックですよ…
ワキにできるしこりには、良性と悪性があります。
良性のものは、わき毛を毛抜きで抜いたことが原因であることが多いです。
毛抜きで抜くことによって引き起こされるしこりは、抜いたときに細菌が入り、
リンパ節が炎症することによって起こります。
良性か悪性かを見分ける方法は、良性のしこりは柔らかく、押すと周りに動くように感じます。
一方、悪性は固く、動かせません。
いずれにせよ、素人判断せず、病院を受診されることをおすすめします。
3.臭いやワキガの原因になる
ワキ汗、気になりますね。
近頃は夏だけでなく、暖房が効いている冬でも汗をかきやすくなっています。
ワキに毛があると湿った状態が続き雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因になります。
ただ、間違ったわき毛の処理方法がニオイやワキガの原因になることもあります。
ワキガの臭いの原因は、アポクリン腺という汗腺です。
ワキ毛を毛抜きで抜けば、アポクリン腺を刺激し汗腺が活発化し、
強い臭いを発生させる危険性が増えます。
ワキ毛がなければ臭いを抑えられますが、間違った処理法で行えば、
逆効果になる恐れがありますから、十分気を付けましょう。
4.出血、炎症を起こす
無理やりワキ毛を抜いたときに、血が出たことってありませんか?
そっとなんて抜けないですからね~
また、引っ張って毛を抜くと毛穴が開き、そこに細菌が入り、炎症が起きることも多いです。
いったん炎症が起きると、膿を持った袋ができます。
毛嚢炎(もうのうえん)になってしまうこともあるので、潰したりせず、気長に自然治癒を待ちましょう。
にきびのようで、にきびよりもタチが悪いです。
つぶすと、跡が残ったり、黒ずみになったりします。
症状が改善しなければ、病院で診てもらいましょうね。
5.処理前より濃くなる
体毛は、体を守るために生えています。
抜いて刺激を与えると、体を守ろうとして、さらに濃い毛が生えます。
これは体の防衛反応なので普通のことです。
処理前より濃くなるのを防ぐには、できるだけ刺激の少ない方法で脱毛しましょう。
6.黒ずみになる
半袖やタンクトップを着る季節、ワキの黒ずみが気になります。
知らない間に黒ずんでいるワキは、毛抜きでわき毛を抜いたのが原因かもしれません。
ワキの黒ずみは、メラニン色素の色素沈着が原因です。
紫外線を浴びるとメラニン色素が生成され、シミの原因になりますが、
肌への刺激や摩擦でも過剰に生成され、色素沈着が起こります。
特にワキの皮膚は柔らかいので要注意です。
さらに、黒ずんだ皮膚にブツブツができることがありますが、これは毛穴に汚れが詰まったのが原因です。
ワキ汗をかいたら、汗をこまめ拭きとりましょう。
ワキを清潔に保つことが大切です。
制汗スプレーの過剰な使用も黒ずみの原因です。
7.毛穴が広がる
太くて硬いわき毛を無理に引っ張って抜くと毛穴が大きく広がります。
その毛穴に細菌が入ると炎症を起こしたり、膿んだりします。
毛穴が広がれば、肌も汚く見えます。
広がった毛穴を閉じさせるためには、処理後ワキを冷やし、化粧水で保湿しましょう。
毛穴を広げないためには、毛抜きの使用をやめるのが一番です。
「抜くと生えなくなる」ということばにだまされちゃダメ!
「わき毛を抜き続けたら、しまいには生えてこなくなる」って聞いたことないですか?
これは都市伝説の一種で、そんなことないんですよ。生えてくるんです(笑)
生えてこなければうれしいですが、実際は抜いても抜いても生えてきます。
えー、そうなの?っておもいますよね?
しばらく生えてこないこともありますが、単に毛周期があり、
毛の成長期、退行期、休止期の違いによる勘違いです。
ぐんぐん成長する成長期、成長が止まり抜けやすくなっている退行期、
毛穴から毛が抜けて生えていないのが休止期です。
また、年齢とともに、毛がだんだん失われていく(!!)のを、毛を抜いたおかげと
勘違いすることも多いようです。
安全に正しくわき毛を自己処理するには・・・
ワキ毛を毛抜きで抜くことによって、引き起こされるリスクを見てきました。
やっぱり、肌はやさしくお手入れしなくちゃいけませんね。
いったんトラブルになると長引きますし。
トラブルを避けるためには、正しく安全に処理しましょうね。